最期に感謝を伝えたくなる人
最近、ふと
本当に懐かしいことを
思い出すことが多い…
思い出すとゆうか
記憶の海の中にふわっと
湧いて出る
なんの脈絡もないので
何かわからないけど
心地悪くもなく
内側が満たされる感覚になる
でも、すぐに忘れてしまう
明日のお客様のパーソナルの
準備をしながら、、
何かの折に
連絡をいただける
ありがたいメッセージや
そんないろんな“いま”を
委ねるように泳いでいると
突然湧いてくる
安心させてくれる
記憶の言葉やビジョン
大好きだった父が亡くなって
何年経つんだろう。。
14年、15年になるのかな
お葬式の時に
母は、そんなに沢山の人が来ると思わず
普通に葬儀場の小さな部屋を選んだ
でも、当日
母の予想を遥かに上回る人たちが
お通夜とお葬式に来てくれ
外まで長蛇の列になり
席も足りず
おさまり切らないその雰囲気に
葬儀場のスタッフの方が
困っていた様子を
今でも覚えている。。
それをふと思い出した
見た目、ヤクザみたいで
遠くからでも大きな声で叫び
口も悪いのに
人に挨拶をするときは
足を揃えて、ピシッと姿勢を正し
丁寧にお辞儀をする
母の前では、
いつも偉そうにしている父も
外では、人への接し方が
とても律儀で丁寧だった
“人として”
そして、不器用でも
“やさしさ”
を背中で見せてくれた
そんな父が大好きだった
そんなに、大きな会社で
働いていたわけでもないし
会社の重役でもない。
山羊座っぽいというか
いつも2番手で、誰かのために
采配をしている影のボス
でもね、、
なんだか、たくさんの人から
重宝がられ、
感謝されていた…
最期のときに
昔お世話になった人
あのとき、本当に助けられた
そんな風に、母の知らないところで
とてもとても、たくさんの人に
感謝をされていたことが
わかる葬儀だった
なんかね、
いいなぁって思う。
誰かが、本当に困ったとき
誰にも言えないくらい
心の中が苦しいとき
そんな人たちの
心に 光を当てられたり
少しの勇気を与えられたり
助けられたり、、、
あたしも、そんな人生が
いいなってね。
自分になかなか自信なんて持てず
上手に社会へと発揮してゆく人たちを見て
やっぱりすごいなぁって思うけど
自分はそうゆうタイプでもないし
そうしたいわけでもなくて、、
でも、あたしにはあたしの
自分の性質に合った
生き様があるなって
それでいいじゃんって
ふと、父のことを思い出し
自分に許可がおろせた
こんな生き方、在り方の
あたしに、
いいじゃん。それで。
と思えた、天秤座満月の夜でした🌕
なんのメッセージなのかは
分かりませんが
自分が誰かのためにしたことは
わすれてしまっても
その誰かが、
あの時に、、って覚えていてくれたなら
あたしは、それでいいし、
その方が幸せ。
世の中をとても要領良く
渡ってゆく完璧な人よりも
不器用で、優しくて
繊細で、みんなみんなのことを
目立たなくても
いつも自分の価値観を
ブレることなく
押し付けることなく
大事にしている
そんな人たちが好きで
応援したくなる。
ひいきにしたくなる。
だから、あたしも
そんな誰かが
その人にとっての
当たり前と思い
やってくれたことを
大切にできる
人間でありたいな。
今日は、ふと
そんなことを思った夜でした🌕
2コメント
2021.04.06 10:58
2021.03.29 22:21